この日は、3月に高見川(たかみがわ)で負傷してドクターストップがかかっていたYちゃんと、久々に二人で漕ぐ予定で、「Yちんの漕ぎたい川で
Yちゃんは、前日の雨を見込んで、由良川(ゆらがわ)支流の上林川(かんばやしがわ)を選択。
上林川方面で、待ち合わせをしました。
ところが、雨の予報は、何故だか上林周辺だけハズレ
水位計を見ると、全く水位が上がっていません
集合してから、本日どこを漕ぐか、二人で検討した結果、私が、行きしに通ってきた一庫大路次川(ひとくらおおろじがわ)が、辛うじて漕げそうな水量だったので、一庫大路次川に行ってみることにしました。
一庫大路次川は、私が、昨夏、上林川へ行くときに、通りがかりに気になって、帰りに偵察をしていた川で、機会があったら、一度漕いでみようと思っていた川です。
淀川(よどがわ)分流の神崎川(かんざきがわ)の2次支流で、淀川には流入しないのですが、淀川水系の川になります。
京都府亀岡市(かめおかし)に端を発し、大阪府豊能郡(とよのぐん)能勢町(のせちょう)を南流して、兵庫県川辺郡(かわべぐん)猪名川町(いながわちょう)に入って、大路次川(おおろじがわ)から一庫大路次川と名前を変え、一庫ダム(ひとくらだむ)の知明湖(ちみょうこ)に注ぐ。
一庫ダムで、田尻川(たじりがわ)を合わせ、兵庫県川西市(かわにしし)で、神崎川右支川の猪名川(いながわ)左岸に注ぐ1級河川です。
うち
芥川に次いで、“地元の川を漕ぐ”シリーズ 第2弾なのだ〜
さて、私達は、まず、テイクアウト予定地へ。
セクションは、一庫ダム上流の龍化渓流地区(りゅうがけいりゅうちく)。
T.O.予定地は、一庫大路次川が知名湖に注ぐ地点で、親水公園として整備されているので、入川階段があり、楽ちんテイクアウトです。
T.O.はここに決め、ここに車
ここで、問題が
この川沿いの道は、雑木林のようになっているのですが、ここで毛虫が大量発生中
しかも、えらい発色のよい、蛍光オレンジ&金色に輝く超ド派手な毒々しい毛虫たちです。
葉っぱという葉っぱ全てに毛虫の付いている木も多数あり、毛虫が鈴なり〜
道やガードレールにも這っているし、木の上からぶら下がっているヤツも…
上から降ってきそう
ゴール地点手前に、吊り橋があります。
『龍化吊橋』
下流の方は、川沿いに遊歩道があります。
国道に出た辺りで、堰堤あり。
水も少ないので、まぁ、なんとかなるでしょう。
国道沿いを少し歩いた後、また旧道に入ります。
とある瀬 その1
とある瀬 その2
ちなみに、旧道の表の国道沿いに、こんな看板があります。
ここから上流が「大路次川」で、ここから下流が「一庫大路次川」になるのかな
本日のプットインポイントの決め手は、「毛虫のいなさそうな所」。
毛虫のいそうな草むらを通らなければならない所や、毛虫の降ってきそうな木の下を通らなければならない所は、どんなに入川しやすい所でも、却下です×
その結果、普通に歩いてP.I.できる所や、普通に降りられる入川階段は却下して、2つ目の堰堤の少し下流で、ちょこっと面倒やけど、毛虫はいてない所で、P.I.することにしました。
車を置いた所に戻り、着替えて、1台で、P.I地点へ
ボートを降ろしたりなど、準備をしていたら、地元のおばちゃんが話し掛けてこられたのですが、しきりに珍しがって、興味津々のご様子でした。
まあ、この川でダウンリバーしようなんてパドラー、なかなかいないでしょうからね。川沿いのキャンプ場の管理をされている方だったのですが、ここでカヤッカーを見たのは、初めてだそうです。
この方は、この後、先回りして、ダウンリバーの途中の所で、川べりから手を振ってくれました
スタートは、
スタート地点
緑豊かです。
写真ブレてますが
が、岸に寄ると、毛虫がワサワサいるので、できるだけ、岸に近付かないよう、川の中央を漕ぎながら進みます
ちょっとした瀬があってから、川が左にカーブして、しばらく行くと、“とある瀬 その1”があります。
とある瀬 その1を漕ぐYちゃん
この写真に写っている橋が国道で、トンネルは「能勢トンネル」です。
この橋の瀬の後、川が右にカーブして、その後、“とある瀬 その2”があります。
とある瀬 その2を漕ぐYちゃん
とある瀬 その2の下流から見た全景
この瀬のあと、もう一つ瀬があって、この辺りから、私達の前に、1羽の水鳥が。
マガモでもカルガモでもないけど、鴨かも〜
ってことで、この仔の名前は、“カモカモ”に決定
(後日確認したところ、ヒドリガモの♂であることが判明
カモカモは、私達を見ても、急いで逃げるでもなく、まるで先導してくれるかのように、私達と同じテンポで泳いでいきます。
ってことで、しばらく、カモカモの後ろをついて、カモカモの行くルートで漕ぎました
川が左にカーブしてから、国道に沿いの瀞場になります。
水位計らしきものがありました。
たぶん、千軒(せんげん)水位計と思われます。
千軒水位計のこの日の水位
(もし、この川をダウンリバーしてみようと思われる方がいらっしゃいましたら、少なくとも、この水位よりは多いときに漕がれることをオススメいたします。)
ちなみに、水の透明度は、思っていたよりは高かったです。
瀞場では、普通に川底見えてましたし。(浅いからかも
ただし、水の味は、かなりマズイです
(一庫ダムの水が、川西市水道水の60%〜70%を担っているそうですが。)
水位計を過ぎると、堰堤が見えてきます。
上流から見た堰堤
カモカモはどうするんかな〜
その後、なんと、右岸に上陸して、スカウティングするではありませんか
鴨もスカウティングするのね〜
スカウティング中のカモカモ
カモカモは、スカウティングした後、堰堤より上流でリエントリーして、右岸寄りのラインで、堰堤を下りていきました。(鳥のくせに、何故飛ばない
ってことで、私達も、カモカモのラインで、堰堤落ちすることに。
浅いので、滑り台みたいな感じです。
下流側から見た堰堤の全景
この辺りで、カモカモはいなくなっちゃいました。
ここまで同行してくれたのは、私達が、無事に堰堤を越せるか心配してくれてたのかな
スカウティングも、「先が見えないときは、こうするんだよ〜」って見本のつもりだったりして
ちなみに、この堰堤の左岸側が、千軒キャンプ場です。
キャンプ場を過ぎた後、国道をくぐります。
写真ブレてますが
国道が右岸側から左岸側に変わります。
と思ったら、また国道が、川を跨ぎます。
この川、結構蛇行してるんですね。
この辺りからは、遊歩道が沿います。
先程の国道を、下流から見たところ
川が、左にカーブした後、最後の瀬があって、ゴール地点です。
最後の瀬には、魚釣りされている方がいました。
最後の瀬
ここまで、二人とも沈なしでしたが、釣り師に気を取られてか、Yちゃん、ここで沈してはりました
ありゃりゃ、最後の最後に。。。
ともあれ、お疲れ様でした〜
所要時間は、50分。
やっぱ、コース短いし、あっという間やったなぁ。
てか、以前、偵察に来たときは、ダムの貯水量が少なかった為、最後の瀬に、もう少し続きがあったような…。
今日は、水没してました
テイクアウトゲート
“遊歩道水没期間”なんだそうだ。なんだそりゃ
そんな期間があるなんて、そもそも、設計間違ってませんか〜
と思いつつ、このゲートを跨いで、テイクアウトです。
テイクアウトも、毛虫に注意しながら。
「マムシがでました! 気を付けて!」というよりも、「毛虫大量発生中です! 気を付けて!」って感じです。
毛虫が降ってこないか、ビビリながら、急いで着替えて、急いでボートを積んで、撤収です
ボートの積み替えをしてから、
プットインよりもう少し北上した所にある能勢温泉(¥600)に行きました。
温泉を出た後、国道沿いのおうどん屋さんで食事
一庫大路次川、川自体は、思っていたより良かったし、コースは、結構楽しかったけど、毛虫の季節には、もう絶対来ません

